助川小の宝物は何と言っても子供たちです。変化の激しい社会の中でたくましく生きています。ご紹介する宝物は、歴史上のお宝です。先日、梅の開花状況を見ようと水戸市の弘道館を尋ねたところ、入り口には「尊攘」の二文字が。確か本校にもあったなあと思い、郷土室に行くと、直筆の書がありました。
さすが助川海防城跡。徳川斉昭公に命じられ、助川海防城(三の丸は現助川小)を建て沿岸の警備を行った山野辺氏直筆の書でした。
さっそく児童集会において弘道館の「尊攘」という文字を示し、大事にすることは何か、打ち負かすものは何かについて話しました。令和の今、現代の攘夷とは何か、子供たちにも考えてほしいと考えたからです。
さらに、調べてみると、助川海防城内に子弟教育のために建てた「養生館」は、水戸藩の藩校「弘道館」より4年も早く建てられたこともわかりました。水戸より早く人材育成に尽力されていた思いを、今も引き継ぎ、日立を支える人づくりをさらに意識せねばと思いました。
〈本校郷土資料室から〉
5年生の実行委員を中心に、送る会が開催されました。タブレットを活用した「思い出クイズ」で楽しんだり、ボランティア精神を引き継ぐ「金のホウキ授与」があったりと、工夫を凝らしたプログラムに全校児童が充実した時間を送りました。さらに6年生に向けた合唱や演奏を発表して、どの学年も立派で、この1年間の成長を感じました。
♪ キラキラ光る 6年生の皆さん ♪ ♪ おめでとうの花が咲くよ~♪ 替え歌を一生懸命歌う姿、6年生応援団として大きな声で精一杯エールを送る姿、お世話になった6年生に心を込めて発表しました。6年生からお礼の合奏・合唱もありました。心こもった各学年の発表に、感動して涙ぐんでいる子も多くいました。素敵な時間でした。
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